パチパチ、と薪が爆ぜる音が響く。 久々に再開した嘗ての戦友は、酷くくたびれて居るように見えた。 溜め息と共に空を見上げる。 【闇】に飲まれつつあるこの世界の中。月は変わる事無く、静かに俺達を照らしていた。 「・・・・・・里が、飲まれたんだ」 ぽつり、…
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